Jazzが流れている
サロン的空間
音楽を聴こうと思えば聴いていられる、談笑しようと思えば会話ができるお酒も飲める喫茶店です。
音楽の入口は McIntosh MCD7000
McIntosh のCD Player として、初めて販売された MCD-7000 はCDらしからぬ太く暖かい音で大のお気に入りでした。しかし、トレーの開閉部分が壊れ、修理するにも、もうパーツがないとのことで困っていました。金ヶ作にあるサノラボの佐野さんがそれを修理して下さり、見事に復活しました。 その後のAmpやCDの修理をしてもらって今でもこうして無事?使えているのは前川君のおかげです。新松戸時代のViertel Pauseに出入りしていた彼に、時を隔てた今、こんなに世話になるなんてその当時は想像すらしていませんでした。


心臓部は,Pre ampがMcIntosh C29
Power ampがMcIntosh MC2255
もう今となっては古い音かも知れませんが、ずっと使ってきたものなので、非常に愛着があります。
もう30数年も前になりますが、これが初めて家にやってきて、灯がついたときは思わず涙がこぼれたのをよく覚えています。
McIntosh は憧れそのものだったのです。
それ以来、もっといい音と思えるアンプに出会いもしましたが、C-29とMC2255は自分にとっては別物と言えます。
これらとJBLの醸し出すJazz Soundの雰囲気を出したいと思っているのです。
音楽の出口は JBL Apollo Tannoy DC10a JBL LE8T
昔懐かしいJBL Sound を求めて、Apolloにしました。パラゴンは手が届きませんし、Olympus は低音処理に手こずるのでは…と鳴らしきる自信がありませんでした。そこでその姉妹機にあたる Apollo なら何とかなるか、という次第です。 懐かしく、雰囲気のあるJazzをお聞かせできると思います。
キースジャレットのケルンコンサートは以前のViertel Pauseでは非常に人気があり、よくかかったアルバムです。今度のApolloで、それが皆のイメージ通りに鳴らせるかなと考えたときに、また、いずれクラシックなど別の範疇のものも鳴らせたら…と考えたときに、できればもう1セットSpeakerを用意したいと思っていました。 そのとき、このTannoyのDC10aを耳にしたのです。今までのTannoyのイメージと言えば、箱が鳴るクラシック用と言うものでしたが、これはその概念を一発で打ち破るものでした。Tannoy ファンからみれば邪道かも知れませんが、一度聴いて頂ければこのSpeaker の素晴らしさがわかると思います。
JBL LE8T 、この小さな名機は僕の原点と言えるものです。高校2年生のとき、オーディオマニアのお兄さんがいる友人の部屋で、このスピーカーにショックを受けました。1960年代後半の高校生にとっては、これから流れるLeft Alone のSaxの音は衝撃的でした。このフルレンジ一発から流れる音は、その当時の少年には信じられないものだったのです。Viertel Pause を再開できた時は、このLE8Tを雰囲気良く鳴らそうと考えていました。そう思って持ち続けたLE8Tの居場所は確保したいと思い、店内に置くこととしました。
